アンバーグリスとは
海洋にただようマッコウクジラの腸内で自然に精製された結石が原料の、竜涎香(りゅうぜんこう)とも呼ばれる幻の香料です。市場に出ているアンバーグリスのほとんどは「合成香料でしかその香りを再現出来ない」と言われ、今日では手に入れる事も困難な希少な香料のひとつ。
アンバーグリスは、濃厚な香りの質とその希少な存在から、古来より香水大国として知られるフランスや、香水の歴史が深いサウジアラビアで高級な香水や香油にのみに使用されてきました。
そのフェロモニックな匂いの特徴から、中国ではその昔、香りの媚薬として考えられていたそうです。また、媚薬効果や美容効果のみならず、健康や精神にもポジティブな影響をもたらすことから、医学的にもその力を認められている香料の一つです。香りを持続させる効果がある保留剤としても古くから使用されてきました。
大理石のような模様が特徴で、カラーはランクによって灰色、琥珀色、黒色など様々。灰色のアンバーグリスはアンバーグリスホワイトやグレード1と呼ばれ、名実共に最高に希少価値の高い香料です。
アガーセントバザーでは、灰色の「アンバーグリスグレード1ピュアホワイト」、インド洋産アンバーグリス「インディアンオーシャンアンバーグリス」のみを使用しております。
本物のアンバーグリスからは、一度嗅いだら忘れられない爽快さと、異性の嗅覚に直接訴えかけるフェロモニックな甘さが感じられます。是非ご自身で体験してみてください。