ムスクとは
ジャコウジカ、ジャコウネコなどの香嚢(こうのう)から取れる動物性香料で、別名、麝香(じゃこう)とも呼ばれます。発情期にオスがメスを惹きつけるためのフェロモンだと考えられており、媚薬効果のある香料として古くから愛されてきました。
ムスクの鎮静作用
伝統の蒸気抽出法で抽出された純度100%のムスク。その甘い芳香は、緊張や疲れを和らげたり、心身をリラックスさせる効果があるとして有名です。
古来よりムスクを愛する中東の国々では、うつ病や精神的疾患を患った人々にムスクの香りを嗅がせ、心を落ち着かせたりポジティブにする療法が行われていました。現在も、リラックス効果を求めて多くの人々がムスクを愛用しています。
ムスクの薬用効果
ムスクは1800年代後期より、中国の薬として使われてきました。
強い解毒作用を持ち、熱や炎症、腹痛などを抑えるほか、血流を促したり細菌による皮膚病を治癒したりする効果も認められています。
ムスクの媚薬効果
男女どちらがつけても異性を無意識に惹きつけてしまう、リッチで官能的な香り。揮発防止力が高く、保留剤としても多くのフレグランスに使われています。